2014年10月、みかわ薬局のロゴマークが誕生しました。
地元白山を代表する木のブナの葉をモチーフとしました。
ブナの大木は20万枚の葉を付けると聞きました。
落葉樹ですので、冬を前に落葉し、やがて根元に肥沃で保水力を備えた土壌を形成します。
樹齢100を超えるブナの木は根元に田んぼ1ha分の水を蓄えるとのこと。
ブナの木は天然のダムといわれる所以です。
また、ブナの実は熊の秋の主食となるばかりでなく、リス等の白山の動植物の重要な食糧となり、白山の生態系の形成に大きく貢献しています。
まるで、周囲の動植物だけでなく、人々にも幸せを運ぶ森のお母さんのような存在です。
反面、ブナには生態系で生き抜くには弱点もあります。それは成長が遅いという点です。
花をつけるまで50年、実をつけるまで80年とのこと。
成長が遅いため、その他の植物との競合に勝てずに、平地では生存できないのです。
しかし、ブナは若木のときは柔軟性をもっています。
他の樹木が雪でへし折られても生き延びる柔軟性をもって大木へ成長するのです。
ブナをモチーフにしたロゴマークに込めたみかわ薬局の願いがあります。
それは、皆様のご要望に柔軟化にお応えしながら、いつまでも周囲の皆様に幸せを運び続けることです。まるで、ブナの木のように!
これからもよろしくお願いいたします。