腸もれ症候群③

現代人の腸が弱くなって、食物アレルギーが多発するようになってしまったのには、数多くの要因が絡んでいます。そうした中でもいちばん問題なのは、乳幼児期の育て方です。具体的にいえば、赤ちゃんが生まれてから生後10か月くらいまでの期間、ばい菌や雑菌を排除して過度に清潔すぎる環境で育ててしまうことです。なぜなら、その期間は,腸内において腸内フローラが形成される重要な時期で、この期間にどれだけ多くの菌と接触したかが、その子がアレルギーになるかならないかを決定していると言ってもいいのです。そもそも赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいる間は完全な無菌状態で育ちます。それが分娩時に産道を通る際に膣内の菌に初めて接触し、(帝王切開だとこの機会が失われる)この世に生まれ落ちてからは、自分を取り巻く様々な種類の大量の菌に接触していきます。最初、赤ちゃんの腸内ではし、母乳やミルクを飲むことにより、善玉菌のビヒィズス菌やラクトバチルス菌が一気に増加します。さらにハイハイをするくらいの時期になると、その辺にあるものを手あたり次第ぺろぺろ舐めるようになって、周囲の菌をどんどん腸内に取り入れるようになります。免疫が未発達の赤ちゃんが雑菌だらけの世で生き延びていくには、できるだけ多くの菌を取り入れて免疫を高めようとします。そして、人はこの時に決まった腸内フローラの組成バランスを一生涯持ち続けていくことになるのです。ですから、アレルギーになりにくい丈夫な腸内フローラを作れるかどうかは、なんでもぺろぺろ舐めるような時期に、どれだけ多くの菌を体内に取り込めるかにかかっていることになります。要するに、適度に不潔な環境でワイルドに育てたほうが,丈夫な子に育つ可能性高いわけです。ところが、現代ではとても多くの人が「これと正反対の子育て」をしています。

 

又、あまりに早く離乳食を始めたり、早い段階で保存料や添加物の入った食品を食べさせたり、頻繁に医者にかかって抗生物質を飲ませたりすると子供の腸を弱らせてしまう要因になります。

腸もれ症候群②

私たちが、病気にならず、心や体の調子をいつも通りに維持できているのは「腸が健全に働いているおかげ」です。病気を防ぎ、心と体の健康を守り抜いていくには、とにかく腸の調子がよく働ける状態を作っていかなくてはいけません。「医学の父」ヒポクラテスも「すべての病気は腸で始まる」という言葉を残しています。

 

「腸もれ」では、非常に多くの病気が引き起こされますが、その中で最も代表的な疾患が「食物アレルギー」です。昔、日本が貧しかったころ、食物アレルギーなど滅多にありませんでした。

 

ところが、高度経済成長期以降、私たちは日々の生活において「腸が嫌がること」や「腸を弱らせること」ばかり行うようになりました。たとえば、何もかも除菌して清潔にすればいいという傾向糖質摂取が多くて食物繊維の少ない食習慣、保存料がたくさん入った加工食品の摂取、抗生物質などの薬の乱用、残留農薬野菜や遺伝子組み換え食品の摂取、緊張やストレスの絶えない多忙な毎日・・・。これらはいずれも腸が嫌がることであり、腸の粘膜をてきめんに弱らせてしまう要因になるのです。

 

日々こうした要因にさらされ続けていると、腸がぐったり疲弊してしまい、いつしか小腸の粘膜「穴」が開いてしまうようになります。そして、小腸粘膜に穴があくと、通常では吸収されないはずの物質が体内へ吸収されてしまい、その物質が体内でアレルギー反応を引き起こし、食物アレルギーがひき起こされるということになるわけです。高度経済成長期から現在に至るまで、私たちはさかんに豊かさや便利さ、清潔さを追い求めてきましたが、一方その陰で私たちが獲得してきた生活や食事は、いつのまにか腸を弱らせて「腸もれ」を引き起こすことへとつながっていきました。

 

 

腸もれ症候群

「腸もれ」って言葉を、聞いた事がありますか?

簡単に言えば、腸の粘膜に゛穴゛があいて、そこから色んなものが「もれ出てしまう現象」です。

 日本では、まだほんの一部の医者や研究者にしか知られていませんが、アメリカなどでは、かなり研究が進んでいて、最近の研究では、この異常があるかないかが、私たちの心身の健康に非常に大きな影響を及ぼしていることが分ってきました。

 

私達の腸には、3万種類以上、1000兆個の腸内細菌が棲んでいます。これらの腸内細菌が形成する「腸内フローラ」は、私達の「生きる力」を作り出している工場のような存在です。食べ物を消化して栄養を吸収しているのはもちろん、免疫力を維持したり、ビタミンやホルモンを作ったり、人間が生命活動を営むためのエネルギーはすべてここから生まれ出されているようなものです。  

 

もしも、この腸に「穴」があいていたら、いったいどうなると思いますか? 腸は「体に必要なもの」だけを吸収し「不必要なもの」を入れないようにしている器官であり、悪いものの侵入を防ぐバリアの役割を果たしています。腸に穴があくと、毒素や菌、未消化の食べ物などの「通常は侵入してはいけないものたち」が血液中に侵入してしまい、アレルギーや動脈硬化、自己免疫疾患、うつ病をはじめ多くの不調や病気を引き起こす原因となっているのです。

 この腸に穴があくトラブルは、「リーキー・ガット・シンドローム」と呼ばれています。

 

(リーキーLeakyはもれている、ガットGutは腸です)

飲んではいけない認知症の薬

厚生労働省の発表によると、今後さらに高齢化が進み、糖尿病など合併も増えれば、2025年には認知症の患者は、65才以上人口の20%を越え700万人に増え、認知症予備群が600万人と推定されるので、合計1300万人という時代がくるようです。2025年の65才以上の人口は3657万人と予想されているので、認知症は高齢者の3人に1人の時代に突入することが目前に迫っています。

認知症は、脳内の神経細胞が減ることによって起こってきます。神経細胞が壊れる原因として

  虚血(酸素不足)や、物理的化学的,あるいは病原体の刺激による細胞の壊死

  壊れた組織を修復するための炎症 ③変性(元々持っている細胞の寿命が尽きる) 

  腫瘍 が、あげられます。

ヒトの体は多くの細胞で成り立っていますが、あらゆる細胞の中で、コレステロールが最も豊富なのは神経細胞です。脳では、食事中のコレステロールの量にかかわらず、常に一定の量のコレステロールを自前で合成しており、新しい神経細胞を作るために利用しています。ところが、コレステロール低下剤のスタチン系薬剤は、コレステロールを合成するための酵素の働きを阻害してコレステロールの合成を邪魔しているだけでなく、神経細胞を壊して死滅させる毒性を持っています。モルモットに、ヒトに使うのとあまり変わらない量のスタチン系の薬剤を使うと、記憶力が低下し、うつ状態になっていきます。ヒトでもそのような傾向が実際報告されています。女性は、閉経後にコレステロールが高くなりやすいため、コレステロール低下剤が処方されることが多いので、注意が必要です。

 

 このように、認知症を起こしやすい薬があります。他にも、胃酸を抑えたり、痛み止めと一緒に出されたりするプロトンポンプ阻害剤(PPI)や、めまいや過活動膀胱に使われる抗コリン剤、睡眠剤や安定剤なども認知症を起こす可能性がある薬です。長期に漫然と使うのは避けましょう。

ワクチンについて④

昨年の1117日に上映予定だった、ワクチンに関する告発映画『MMRワクチン告発』(原題Vaxxed)が急遽上映中止になりました。ワクチンの闇を知られたくない業界の圧力でしょう。

アメリカのトランプ大統領は「健康であったはずの若い子供達が病院へ送られ、大規模なワクチン接種のラインに乗せられているが、健康を害している上に自閉症スペクトラム(発達障害の一つ)になっているケースが多いことは、データの上で明らかだ」と選挙前から言っていました。

自閉症の原因としては、ワクチンをはじめとして、農薬や遺伝子組み換え食品、化学物質、電磁波などが考えられます。中でも、直接、体内注入されるワクチンの危険性は群を抜いていると言われています。この映画では、自閉症の有病率が最も高いのは日本である!ことが示されているとのことです。世界の中でも特に日本においては、ワクチンや農薬、遺伝子組み換え食品・ゲノム編集食品、フッ素などの化学物質、5Gなどの電磁波等々、これらの危険性について政府やメディアは警鐘を鳴らすことはなく、むしろ率先して推奨しているのが現状です。アメリカでは、ワクチン接種者と非接種者の比較研究が実施されましたが、ワクチンを受けた子供が自閉症3倍以上、アレルギー性鼻炎が30倍、発達障害が4倍以上、ADHD4倍という結果でした。

 今、日本では、麻疹(はしか)や風疹のワクチンを受けましょう!キャンペーンを実施していますが、これもなぜ今こんなことを言い出したのか?を考える必要があります。麻疹は、2015年にWHOから「麻疹ウイルス排除国」の認定を受けているので、日本で麻疹で亡くなる人はいません。(副作用のほうが危険)もし麻疹が流行している国に行くことがあれば、その前に接種するかどうかを検討すればいいだけです。風疹も、妊娠を希望する時に抗体価を測ってから接種を決めればいいだけで(我が家はそうしました)男性にする必要はありません。

 

 

ワクチンについて③

人体の免疫というものは、多種多様な構造をしていて、それらすべてが機能しないと「本質的な免疫」にはならないのです。この「本質的な免疫」は、本当に感染したときにしか形成されません。しかし、ワクチンは感染の手順をすっ飛ばします。例えばインフルエンザウイルスは、鼻やのどに感染して増殖しますが、鼻水や唾液に含まれる抗体IgAも働いています。そして、この闘いによって、情報をあらかじめ体に教えるという役目を担っています。又、発熱し体温を上げることでウイルスを排除しています。その相互の情報を伝達しあって、免疫を形成しているのです。

昔の人が、はしかやおたふくかぜにかかった子がいると、避けるよりむしろかかりに行けと言っていたのは、その理屈が解っていたからなのです。

 

しかし、ワクチンを注射で注入すると、当然ですが、抗体ができるのは血液中だけで、鼻やのどで抗体は作られません。このことからしても、ワクチンを打っても、インフルエンザにかかってしまうのです。店頭で伺っていると、ワクチンを打った人がインフルエンザにかかったお話をよく聞きます。インフルエンザウイルスは、とても速いスビートで変異するので、そのシーズンにはやる型が一致するなんて確率は、宝くじ以下と言われています。又、前橋医師会による、約75千人を対象に6年間にわたって行われた大規模なインフルエンザワクチンの研究の結果、ワクチンを打っても打たなくても罹患率に差がないことが判明し、1994年以降、学校でのインフルエンザワクチンの集団接種が中止された話は有名です。新しい情報では、米国科学アカデミー紀要に「シーズン前に、インフルエンザワクチンの接種を受けていた人で、その後インフルエンザにかかった人の「呼気」から排出されるインフルエンザウイルスの量は、接種していない人の6.3倍多かった」と掲載されました。これは「インフルエンザワクチンそのものがインフルエンザを爆発的に流行させているかもしれない」ことと、「インフルエンザウイルスが咳やくしゃみよりも、通常の呼吸で拡散している」ことを示しているのです。

ワクチンについて②

前回の続きです。

ポリソルベート80、ツイーン20など・・界面活性剤という物質です。水と油を混ぜるために使うのが、合成界面活性剤の基本用途ですが、これは種々の場所で体のバリアを壊します。ポリソルベート80は、メスのネズミで不妊症,オスのネズミで睾丸の委縮を引き起こすことが解っており、ネズミにおいて注射部位のガンを引き起こすことも解っています。

(ワクチンは不妊を促進)

猿、犬の腎臓、鶏、牛、人間の胎児細胞や遺伝子。豚や牛から作ったゼラチンなど・・うそだと思うかもしれませんが、ワクチンに細胞や遺伝子が入っているのは、ウイルスを培養するときに、このような動物性の細胞を使うからです。それがそのまま注射の中に入っており、アナフィラキシー反応やアレルギーなどを引き起こすことが解っています。本来私達は肉や魚を食べますが、口から胃腸を通って吸収されるものはそんなに害はありません。しかし、これが注射として入ってくると本来の経路と違うので、これは猛毒になります。

ワクチンの材料である動物細胞の培養で生じた細胞や野生のウイルス・・動物細胞に寄生したり、未知のウイルスなどが入ってくる可能性があります。話題になった子宮頸がんワクチン「サーバリックス」は、イラクサギンウワバという害虫指定されているの幼虫で培養されています。

これら以外にも、添加物や抗生物質なども入っていて、材料を見るだけでも打ちたくないという気持ちが出てくるのが自然です。しかし、定期接種がどんどん増えてきており、接種年齢も引き下げられています。なんと、言われるままにワクチンを打っていたら、生後2か月から2歳までの間に20以上のワクチンを打つことになっています。自分だったら打てますか? 思い出してみてください、私達が子供の頃は、こんなにたくさんのワクチンを打ったでしょうか? インフルエンザにもかかって、自分の免疫力で治していましたよね! その機会がなくなった(なくした)現代は、確実に免疫力が弱くなっている(弱くさせられている)のです。#インフルエンザ#ワクチン#免疫#予防接種

 

ワクチンについて①

今年も、かぜやインフルエンザが流行る季節になりました。皆様は、これまでの習慣で特に考えもせず、インフルエンザのワクチンを打っているかもしれませんが、そもそもワクチンには何が入っているか知っていますか? (薬剤師ですから)薬の添付文書を見てみますと、まずワクチンは劇薬です。(毒性が強く、副作用の発現率が高く、使用法を誤ると危険) さらに

水銀・・インフルエンザワクチンに入っています。あらゆる金属の中で最も有害性の高いものが水銀で、水俣病でその怖さは知られています。子供の水銀許容量は低く、ワクチンを打つだけで、多量に摂取してしまい、免疫の異常をもたらします。一番怖いのは、脳に溜まり脳の異常をもたらすことがわかっています。

アルミニウム‥骨・骨髄・脳の変性を起こす可能性がある毒で、非常に水銀との相性が悪く毒性を増強することがわかっています。ワクチンの危険性をもたらすものとしてアジュバンドというものがありますが、子宮頸がんワクチンをはじめとする最近のワクチンには、アルミニウムアジュバンドが添加されています。アジュバンドの働きでワクチンの有効成分が、より長く体内に残留しワクチンの効果を増すというのが建前ですが、本当は免疫の効果を増すのではなく、免疫を暴走させるだけなのです。

グルタミン酸ナトリウム‥いわゆる調味料に入っている成分ですが、覚せい剤と似たような組成と作り方になっていて,容易に脳関門を通過して、脳に影響を与え、てんかんや痙攣や食欲中枢の破壊をもたらします。

ホルムアルデヒド(防腐剤)‥いわゆるホルマリンです。発がん物質として有名で、シックハウス症候群などを起こします。ホルムアルデヒドが入っているだけで、アレルギーやアトピーがかなり増加します。

などが添加物として、入っています。・・・・・・つづく

 

 

新型栄養失調②

新型栄養失調が原因で、起こっている様々な症状を、不足しているミネラルを自然に近い形で食事で摂ることで、改善していく取り組みをしている国光美佳さんが、その活動の中で、最近特に危惧していることが、「発達障害」と診断される子供の増加だそうです。今、15人に1人の小中学生が、発達障害の可能性があると言われていて、NHKでも特集されたそうですが、それを見たお母さん達は、「あら、うちの子もそういうとこあるわ、発達障害じゃないかしら」という具合で、発達障害なのかもしれないバブルが起こっているそうです。

そういった人達が行くのは病院。そうして問診で診断されると、初診で「向精神薬」が処方されてしまいます。なんと、04才でリスパダールやエビリファイという向精神薬が投与されているのです。(それと比例して、製薬会社イーライリリーの売り上げが、20095.4億円 だったのが、 2016229億円にまで増加しています。)台湾にある薬物リハビリテーション施設では、ドラッグだけだと23週間で体から抜けるけれど、向精神薬を同時に飲んでいると1か月以上はかかるそうです。特に、抗精神病薬のリスパダール、ジプレキサ、エビリファイ、フルフェナジン、ハロペリドールなどを服用してきた人は、「自殺念慮」が出る場合があるので、一度でも飲んだことがあれば、受け入れないそうです。それだけ、精神薬は体に残りやすく、脳へ不可逆的な影響が残るのです。

1才半や2才の検診でも、何かひっかかると、もうそこから薬が出るという時代。厚労省が教育機関に、早期発見早期治療ということで、早い段階で医療に行くよう指導していて、学校の先生はそれに従って、ちょっと落ち着きがないなぁと思われる子は、病院へ行きなさいと指導しているのです。子供に向精神薬飲ませる前に、食の取り組みをしてほしいと強くおっしゃっていました。愕然としました。現代では、昔は子供らしいで片付けられていたことが病気とみなされ、薬を飲まされ、脳が壊されていく・・・そんな社会になっているのです。

私達は賢くならなくちゃいけないのです。

新型栄養失調①

 

先日、「子供の心と健康を守る会」代表の国光美佳さんの

講演を聞く機会がありました。(みかわ薬局ライブラリィに本あります)

皆さんは「新型栄養失調」という言葉を知っていますか? 

 

現代食品の知られざる三大欠陥

① 水煮食品の増加

② 食品添加物「リン酸塩」を使った加工食品の増加          

③ 精製食品、中でも精製油脂の使用の増加             

によって、ミネラルが失われ、様々な病気や症状が起こります。カロリーは充分とれているのに、

体内で重要な生理機能の働きをする、ミネラルの不足で起きるのが「新型栄養失調」です。

水煮食品は、その水が濁らなくなるまで水煮を繰り返したり、食品添加物「リン酸塩」を入れて濁りを止めています。水煮するとミネラルは水のほうに溶けだすので、水煮食品には、ミネラルはほとんど残っていないのです。又、PH調整、カビ抑制、にごり防止、沈殿防止、変色防止、変質防止、鮮度保持、粘着力向上、増量などに使われる食品添加物「リン酸塩」は、ミネラルとくっついて体外に出してしまいます。そして、サラダ油やてんぷら油などの精製油は、栄養成分を不純物として、リン酸塩でミネラルを完全に抜いて精製されているので、こんな精製油で揚げ物をしたら、ミネラルが油に溶け出て水煮と同じことになってしまうのです。

 

 

国光先生は、食事でミネラルを補給することで、この「新型栄養失調」で起こっている様々な症状(アスペルガー症候群、高機能自閉症、発達障害、うつ病、躁鬱病、リウマチ、低体温、認知症など)から、たくさんの人達が回復していっている実例を話してくれました。

乳がんから命を守る食事

 

つい最近「ちびまる子ちゃん」の漫画で有名な、さくらももこさんが乳がんで亡くなりました。53才でした。

 

昨年は、小林麻央さんが34才で同じく乳がんで亡くなっています。 今日本では、乳がんで亡くなる患者の割合が、突出して年々高くなっています。又罹患率では、胃がんを追い越してトップです。通常がんというのは、年齢が進むほど発症率が高くなるのですが、乳がんの場合はそうではなく、ピークが45才頃にあり、最近では、30代の患者も増えています。

 

欧米では8人に1人、日本では30人に1人が乳がんに罹患しています。

 

帯津三敬病院で食事指導をしている幕内秀夫さんは、これまで5000人以上の患者さんの食事を見てきて、驚くようなある事に気が付きました。それは、乳がんの患者さんは「食」に問題が多いという事実です。

 

乳がんの患者さんは、すごく似かよった食事をしていて、それは「米のごはんが非常に少ない」ことでした。

 

1日にお茶碗1杯位という人がほとんどで、しかも8割以上の人が朝食はパンでした。朝は、パンにマーガリン、紅茶かコーヒーにサラダと目玉焼き、昼は少なくとも半分位の人は、スパゲティ、たまにごはん。

 

夕食はさすがにごはんだが、せいぜい1杯程度。 又、「乳がんを抑える」という新聞発表有名になった味噌汁を毎日飲む人はほとんどいない。

 

ごはんよりもパン、そして油、砂糖、お菓子、乳製品、果物、、、会う人会う人がそんな食事ばかりでした。

 

幕内さんは、乳がんの再発を予防する為にもごはん(できれば未精製のもの)を1日3杯以上、発酵食品の味噌汁・漬物と野菜料理は煮物・和え物・おひたし中心にして、動物性食品は、肉・食肉加工品・牛乳・乳製品より魚介類を中心にする。

 

そして、カタカナ食(パン・ラーメン・スパゲティ)は常食しない、甘いお菓子を食べたいなら洋菓子より和菓子、果物は楽しみ程度(ごはんの量が減らない程度)にするよう提案しています。


まず、調味料から

 

薬局仲間に誘われて「大高酵華プレミアム」を使った料理教室に行ってきました!

 

大高酵華プレミアムとふげん(無漂白小麦粉を大高酵華プレミアムで発酵培養したもの)と夏野菜を使った料理で、とても新鮮で美味しかったです!

 

初孫が生まれてからでしょうか、特に食の安全について考えるようになりました。

 

勉強しだすと、今まで気軽に何も知らずに食べていたものに添加物が山ほど入っていて、それを知ると何も食べられなくなる位、無知に暮らしていたことが分かりました。

 

と言って、今までの習慣を一気に変えるのは難しいので、まずはできることからと、インスタントのカップ麺と焼きそばを買うのをやめました。

 

そして、なるべく「加工された食品」も買うのを控えるようにしました。加工食品の袋の裏を見ると原材料名が書いてありますが、なるべく原材料名の数が少ないものを選ぶ。(数が多ければ多い程加工度が高い)そして、普通の家庭にないもの(例えば、プロピオン酸カルシウム、硫酸アンモニウムなどの化学物質)を含むものは食べない。

 

人工甘味料のアスパルテームアセスルファムK、スクラロースやブドウ糖果糖液糖が入ったもの、ミネラルを奪うリン酸塩の入ったもの、精製した白いもの(白米・精製小麦粉・白砂糖・精製塩)、水煮した食品、たん白加水分解物、酵母エキス、ショートニング、etc.が入ったものを、なるべく避けるようにしました。

 

つまりは、素材から自分で料理するということになるのですが、、、、 大まかには、基本となる「調味料」を添加物の入っていない、きちんとした物にして、なるべく加工品を使わないようにすればOKです。

 

私は、砂糖やみりんの代わりに「大高酵華プレミアム」を使います! 

 

子供にも安心して与えられます。今年の夏は、かき氷のシロップとして「梅大高酵華プレミアム」も活躍しました。

 

大高酵華プレミアム1:醤油1:お酒1で作った「万能酵素だれ」は、煮物・鶏の照り焼き・野菜炒め・すき焼き・炒飯など何の味付けにも簡単、便利で美味しく仕上がるので、超おススメです!! 皆さんも、まずは調味料から変えてみませんか?

 


7月の健康情報

脳の疲労 要注意!

 

仕事や生活上の疲れがなかなか取れないという人が多い。

なぜ疲れるのか?長くいわれていたのが「乳酸原因説」。

 

運動すると筋肉中に増える乳酸が、疲労の原因という見方だが、最近これに代わるのが「脳原因説」

 

臓器の働きを調節し、体のバランスを維持する自律神経を酷使した結果が疲労だと考えられている。

 

自律神経は活動時に活発になる交感神経と、夜間や安静時に活発になる副交感神経がセットになっている。

 

運動時には体温や心拍の調整をするため交感神経が活発に働く。すると神経細胞内に活性酸素が大量に発生し細胞にダメージを与える。

 

これが疲労の原因だという。運動による疲労の他、長時間のデスクワークなどによる精神作業疲労や、眼精疲労がある。事務作業に集中しているときは、やはり交感神経が活発に働く。

 

又、パソコン画面など近距離を見続けると、自律神経のバランスが崩れやすくなるという。

 

疲労感をもたらすのは「疲労因子」というタンパク質だ。自律神経などの細胞が活性酸素によって酸化されてダメージを受けると、老廃物の増加が合図となって疲労因子が発生する。

 

その情報が脳に伝わって疲労感を生む。疲れをためないため、どんな生活をすればいいのだろうか? 疲労を回復してリセットする 唯一の方法が

 

「良質な睡眠を十分にとること」です。就寝中は大脳も自律神経も昼間の重労働から解放され、疲労回復因子と呼ばれるタンパク質の働きで、脳の疲労が回復する。

 

睡眠の質が悪いとこの仕組みがうまく働かない。特にまずいのが「いびきをかいている状態」気道が狭まった状態で無理に呼吸をし、血圧や脈拍を上げて酸素供給を維持しようとするので、交感神経が懸命に活動して「寝ながら運動をしている状態」。

 

いびきをかかないように体を横向きにして寝るのがよいという。又疲労の原因である参加ストレスを緩和するには、抗酸化作用のある成分を食事などでとるとよい。

 

最も疲労回復の効果が高かったのは「イミダゾールペプチド」という成分で、鶏の胸肉や豚ロース、カツオなどに豊富に含まれる。

 

入浴も熱い湯に長くつかると交感神経が働くので、就寝1~2時間前にぬるい湯で半身浴するのがよい。